災害の多い日本。
でも、なにをするにも電気は必要ですよね。
この頃地震が多くなったね。台風で停電もあったし。停電になったときに使えるバッテリーがあるといいよね。
でも、手頃な200Wくらいのものだと、停電対策としては出力も容量的にも足りないんじゃないかな。すぐになくなってしまうので一時的な使い方かな。もちろん携帯電話くらいの充電には使えるけど、家電を長時間稼働させることは期待しないほうが良いよ。
この頃の生活設備はほとんど電気で動くものばかりで、例えばガスや石油式の暖房機でさえコンセントに繋がってないと動かせないものも多いよ。
え~、そうなの?
近年、大型の台風などにより停電が多くなっているように感じます。
また、大地震の発生が懸念されています。日本列島は海溝に沿っているため地震がどこで起きてもおかしくない環境にあります。
家電と呼ばれている機器は、ほとんどがAC電源(コンセントなど)に接続していないと機能しません。
停電した場合は何も動かない。いわゆるブラックアウトになってしまいます。
東北・関東地方にお住まいの方は2011年にも経験されてますね。
以前は、停電しても数時間以内には復旧するとされてました。近年では、強力な台風による数日以上の停電も起きていますね。
停電への備え
市役所などの一部公共施設では、商用電源からの供給が停まっても一定期間は役所機能が継続できるよう、非常用電源を確保するための発電設備が備えられています。
規模の大きな施設ではその規模に合わせた適切な発電機の種類が選定されていますが、小規模な住宅などの場合に想定できる発電設備は大きく分けると次の種類が考えられます。
取扱いや継続時間が変わるため、燃料の種類から選ぶことが最も大事と思います。
エンジン式発電機
燃料種類:小型発電機ではガソリンが多い。(大型施設用では重油を使用)
運転時間:燃料のストック量による。
ガソリンは消防法で危険物に指定されているため貯蔵には届出が必要。
貯蔵量によって建物の構造にも制限がある。
最大出力:機種により大きさが異なる。
昔からある方式の発電機です。作業場や工事現場・農家さんなど、電源の来ていない場所で使われてきているもので実績は充分ですが、危険性の高い燃料のため注意が必要です。
ガス発電機
燃料種類:ガス(ガスボンベ、または、カセットボンベ)
ガスボンベの場合は、一般家庭で使用されているLPGガスボンベ(20kgボンベ・50kgボンベ)を利用して発電するものです。
LPGは地域のガス専門会社から購入されていると思いますので、専門業者にご相談ください。
カセットボンベ式は、カセットコンロでも使用する形状のカセットボンベを差し込んで使います。
運転時間:ボンベのストック量による。
カセットボンベはホームセンターなどでも購入可能ですが、大量にストックする場合は消防法の届出が必要になります。
ガスボンベはガスの専門業者にご相談ください。
最大出力:機種により大きさが異なる。
非常用の発電機としては比較的新しい方式です。ボンベ式のため、ガソリン燃料よりも取り扱いしやすいのが特徴です。
蓄電池 ※発電ではありません。容量は使用した分だけ減ります。
燃料種類:発電では無いので使用時に燃料は使いませんが、停電時に備えて日常的に充電しておかなければなりません。
運転時間:蓄電されたバッテリー容量による。
最大出力:機種により大きさが異なる。
最も簡単で安全な方法で予備電源を準備することが出来ますが、容量も出力も後から増やすことが出来ません。
必要な容量などをあらかじめ想定して機器を選定する必要があります。
※太陽光発電パネルや風力発電設備などの発電設備を設置・接続すると、運転可能時間を延ばすことが出来ます。これらの発電方式は環境・天候により左右されるため、完全な運転とはならない場合がありますが、環境が整えば継続的に利用できる可能性もあります。
予備の電源として、「どの程度の容量」と「どの程度の出力」を必要とするか
ご家庭の人数・家族構成、求める電化製品の対象範囲など、状況によって求める性能が変わってくると思います。
全ての電化製品を稼働させたいのか、一部の電化製品だけで良いのか、によって求める性能が変わります。
例:冷蔵庫は継続を求めるか、情報をとるための機器はテレビかラジオか、夜間の場合は照明器具を点灯させたいのか懐中電灯で良いか・・など。
稼働させたい家電を選んで、その消費電力x使用時間を計算し、合計してみてください。
我が家の停電対策としては、ポータブル電源を準備しました。
(最大出力2kw、容量2kwh)
これに太陽光発電パネルを加えて、昼間は充電できるようにしました。
天気が良ければ小型のエアコンも運転できます。
(家族構成:夫婦+子供1人+犬1匹、 ロケーション:郊外・住宅地の一軒家です)
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